おひげ流 筋膜リリース

ヒトは約２００本の骨が連なり骨格という身体の芯を構成して、それに約６８０個というとんでもない数の筋肉が付着して、身体をスムーズに動かしています。 例えるならば、６８０本の糸に繋がれた、あやつり人形です。 ６８０本の糸を順番に引っ張ることで滑らかに人形を動かすことができる！！・・・・とてつもない数ですよね(笑)想像しただけで糸がこんがらがってしまいそうです。到底１人では行えない作業ですが、皆さんの身体はそれを１人でしかも無意識に行っています。そこで活躍するのが筋膜といわれる筋肉１つ１つを覆っている膜です。

筋膜には様々な重要な役割があります。
・各筋肉を包み込み、筋肉同士がこすれあうことで生じる摩擦から保護する
・筋肉の１つ１つの筋線維を筋膜が束ねることで、筋力を最大限出せるように補助している。
・関節を動かす際に、同様な動きをする複数の筋肉と連携し合い、スムーズに関節運動を行えるようにしている。
筋膜は、筋肉や骨格を網の目のように包み込んでお互いを結びつけている線維です。筋膜は痛みなどの刺激や過度の関節運動による筋疲労、偏った姿勢を長時間行うことで変形し、分厚くなって固くなったり、捻じれて萎縮する性質を持っています。 それはストレスに対応しようとしたり、倒れないよう、身体のバランスを保とうとする筋膜の役割なのですが、偏った状態が長く続いた場合、その歪みは固定化されてしまいます。それが、慢性的な身体のさまざまな不調や緊張、痛みの原因となったり、悪いと分かっていても姿勢の癖を、なかなか自分では変えることができない原因の一つになっているのです。

おひげの流筋膜リリースは、そんな状態で固まってしまった筋膜に対して鍼施術を行い、固形化した筋膜を緩めて、正常な筋収縮に戻すことでしっかりとした関節運動を取り戻すことができるようにします。また、捻じれて癒着した筋膜を緩めることで歪んでしまった体幹の姿勢を元に戻すことにも繋がります。
※この治療は、院長のみおこないます。

妊娠・出産サポート

これから赤ちゃんを妊娠したいと思っている女性や、妊娠中の女性の出産・お腹の赤ちゃんの成長をサポートする鍼灸治療です。

赤ちゃんを授かるための妊娠しやすい身体づくりにおいて、鍼灸はとても有効です。
蓄積された身体の疲労や冷えなど、妊娠を妨げる要素を取り除き、さらに子宮や身体の調子を整えて、赤ちゃんを迎える準備のお手伝いをいたします。
また、出産を控えている女性の方には、お産が少しでも軽くなるように適切な治療をします。

例えば、足にある「三陰交」や「足三里」などのツボは冷えを解消し安産に効くといわれています。特に、お腹の赤ちゃんが逆子になっている場合、ママの足のツボ「至陰」などに鍼灸治療をすることで、逆子が治り正しい位置に戻るように促します。
昔ながらの逆子対策ですが、逆子体操と併用するとさらに良い効果が期待できます。

鍼灸治療は副作用がほとんどありません。ですから、妊娠中の方も安心して治療を受けていただくことができます。
また、鍼灸は劇的な症状の改善は得意ではありませんが、じっくりと身体の中から効いてきます。継続されることでその効果も増します。
妊娠中は精神的に不安になったり、普段は気にならないような事が心配になったりと、メンタル面でも変化が訪れる場合があります。そんなときの気分転換にもなりますので、遠慮なく何でもお話を聞かせてくださいね。

特殊灸法について